風景の空気感が墨の濃淡やわずかな彩色で彩られ
こんなに豊かな絵になるものかと感心する。
岩の表現や水の表現は観ていて気持ちがよくいつのまにか絵の世界に入り込んでいた。
中国の洞庭湖を描くのに琵琶湖を見ながら描いた絵が琵琶湖に見えてきて琵琶湖を思い出したりした。
いつの間にかコロナ禍と言われた時がすぎて
その頃なんだか素直に言葉を吐き出せていない気がして
ブログを始めてみようと思ったものの時がすぎて
久しぶりに読み返してみたらあまり書いてないなと思いながらも
なんとなくその頃の感覚的なものを思い出せたりするものだなとも思ったので
また気まぐれに書いてみようかなと思います
メロディに色を吹き付け
リズムにのった線が走る
意味にも形にも言葉にもならなかった
空間の中で魂が浮かぶ
大きな雲が太陽を隠し
夕焼けの光が雲の隙間をのぞく
雲のキャンバスに太陽の絵具
川辺の鳥がめくる一日というスケッチブック
昨日と同じ日に巡り会う事など無いのだと
夕焼けに教わる